【離婚後復職の女性向け】就職活動のポイント

就職活動のポイント 離婚
相談員
相談員

こんにちは!相談員です。

離婚活動中や離婚後、就職活動をスタートし、

とにかく仕事を見つけなければ。と不安な気持ちの方は多いのではないでしょうか。

私自身、離婚活動中、

不安な気持ちを消すため、がむしゃらに就職活動をした経験があります。

そして、がむしゃらに動いても、成功する確率は低いことを学びました。

今回は、離婚活動中や離婚後の就職活動のポイントについて書かせていただきます。

自己分析をする

自己分析は、就職活動においてだけではなく、

重要なテーマとして、30年近く以上も前から、さまざまな媒体で取り上げられています。

就職活動で自己分析が、なぜ、必要なのか、

3つのメリットを挙げます。

その1. 自分が何が好きで、得意で、何を仕事として生きていたいか知ることができ

全ての仕事に興味があって、得意で、チャレンジしたいという人は、

いないと思います。

自分を知ることで、方向性が決まり、安心することができます。

その2. 自己分析をしてから仕事を探すとリスクが少ない

生活のために、検討する時間もなく就職し、

働いてみたらブラック企業という場合があります。

特に何も調べないまま入社したけれどホワイト企業で、

運よく環境が良い職場で、好きな分野で、報酬もよく、やりがいを感じられる

という奇跡は、まず、起こりません。

転職を繰り返さず長く安心して働く場所を見つけるためには、

自己分析が重要です。

その3. どのような仕事環境を、自分が求めているのか気づくことができ

自分を知ることで、自分が好きなことの反対、嫌いなことも知ることができます。

自分が働きたい場所はどこで、

自分が働きたくない場所はどんなところか、明確になります。

自己分析し、方向性が決まった上で、

選択肢から選ぶ、もしくは、選択肢を作ることをおすすめします。

ブラック企業の求人を見抜く

求人票から、ブラック企業を見抜く方法を、

私自身が、ハローワークでキャリアコンサルタントの方から教わったことのうち、

特に重要な、3つを挙げます。

その1. 人間関係の良さをあえて求人票に掲載している企業

本当に人間関係の良い職場は、わざわざ記載する必要性がないため、

求人票で人間関係の良さをアピールしません。

アピールするのは、後ろめたいところがあることが多いそうです。

その2. 残業時間数に対し、言い訳を追記している企業

法定時間を遵守している企業は、残業時間について、正確な数字のみを記載しています。

その3.資本金の額が異常に少なく、事業内容は、つかみどころがない企業

一体何をやってる企業なのかイメージすらできない企業は避けておいた方が良いそうです。

何をやっている企業なのか、不思議に思い、

よくよく調べてみたら霊感商法を生業にしている企業もありました。

面接官が面接にきた人の全てを知ることができないのと同じく、

求人票からブラック企業全てを見抜くことは不可能です。

しかしながら、ブラック企業は求人内容だけでなく、

求人の出され方にもブラック感が見え隠れしています。

長期間同じ求人がずっと出続けていたり、

何度も同じ求人を出たり引っ込めたり繰り返している企業は、

ブラックである可能性が高いです。

隠れブラック企業に引っかからない

ハローワークに求人を出している企業の中には、隠れブラック企業もあります。

表向きにはホワイトを装っているので、引っかかってしまうと、

実際に入社してから辞めることになります。

無駄な時間と労力をかけないため、

可能な限り、内部環境の情報を集めてから、応募、入社が大事です。

私が退職した隠れブラック企業のうち一社は、

求人票の情報では、『くるみんマーク』がついていた企業でした。

厚生労働省HP

くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて

くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて
くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて紹介しています。

くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークとは

「サポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。

次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けることができます。
この認定を受けた企業の証が

厚生労働省

企業全体としての評価が高くても、

実際に自分が配属になる部署の実状が良い環境とは限りません。

内部で声を上げる人たちが現れても、

職場環境の悪さを改善できず、見て見ぬふりをしているケースもあれば、

人事側が頭を抱えているケースもあります。

入社前に、内部環境について、最大限の情報を得ておくことが重要です。

就職する上で、内部環境の良さは、

企業の社会での知名度より、ずっと大切なことだと思います。

内部環境の具体的な調べ方

新卒で就職する時よりも、勤め先に求める条件はさらに多くなっていると思います。

そのため、知っておきたい情報の種類も、

信憑性の重みも、新卒の頃の就職とは異なります。

知人友人で、勤めた経験があり企業の内部環境を知る人がいないか聞いてみることや、

口コミを検索してみる他、

可能であれば、応募前に、顧客として行き、疑われない程度に、

職員同士の雰囲気や様子を探ることも一つの手です。

知っておきたい必須項目

本当に、人間関係が良好な職場か?

この項目こそが、必須項目です。

休みの日以外は、毎日顔を合わせ、共に働くことになるメンバーです。

そして、さらには、以下に挙げる他の重要な項目すべてに繋がるためです。

子どもの行事や通院で休みは取りやすいのか?(人間関係が良好であれば、自ずと取りやすいです)

離職率が高くないか?(人間関係が良好であれば、低いです)

残業時間は?(人間関係が良好であれば、偏りが出ず業務効率化が図られ法定内です)

前任者の退職理由は?(人間関係が良好であれば、一個人的理由です)

入社してから良好な人間関係を築く努力はもちろん不可欠ですが、

入社する前に、知っておければ、入社しない選択肢を選べます。

面接でブラック企業を見抜く

面接時点で違和感を感じた企業には、

条件が良くても、就職に焦っていても、絶対に入社しないことをおすすめします。

気合で乗り越えようと思う必要もありません。時間の無駄です。

相談員
相談員

危機は事前に回避です!

自分側が面接されている立場のため、面接では、どうしても緊張をしてしまいます。

ですが、その企業が怪しい相手ではないか、よく観察することも必要です。

あくまでも、笑顔の状態で・・

実際に面接で違和感を感じた例

私自身が、面接時点で危機を回避した例を2つ挙げます。

事例その1. 電気がついていない真っ暗な暗室で面接された

仄暗いレベルの暗さの部屋ではなく、面接官の顔がPCの光で、かろうじて見える暗室でした。

場所は一般企業、面接の時間帯は夜です。

暗室で着席すると、

「暗闇では、本質がみえる」

「目の動きを後で確認したいので、面接の様子を動画撮影してもいいか」と聞かれました。

逃げ出しても良いレベルです。

内定をいただかないよう、適当な回答をして面接を終え、帰宅しました。

事例その2. 面接で求人内容と異なる条件を言われた

正社員求人の面接だったにもかかわらず、内定後に、条件を変えようとされました。

面接後、内定の旨をその場で伝えられてから、唐突に、

「正社員採用でなければ、どうしても、きてもらうことは難しいでしょうか」

「実は、予算が苦しくて人が雇えず困っている」

「あなたは優しそうな人だと思いました」

「実は、今、人がまた辞めそうで困っている」と言われました。

帰宅後、内定辞退の電話をしました。

ブラック企業に入社後、退職した例

次に、私が誤ってブラック企業に入社し、退職した3つの例を挙げます。

ブラック企業一社目

9時から17時勤務、残業無し、”勤務時間要相談”の求人でした。

フレックス制も導入予定の意味と思い、入社しました。

ところが、入社日に言われたのは、

「残業は労働時間的にマズいから、一旦、退勤したことにして、

2時に(深夜)もう一度出勤してきてもらえますか?」という発言でした。

1週間で退職しました。

ブラック企業二社目

求人票には有給日数10日と掲載されていました。

入社後、上司から唐突に、

「有給のことだけど、10日って書いてるけど、有給は0と思ってほしい。有給は、なしで。

用事がある時、1時間くらい不在にするのは構わないから」と言われました。

さらに、前任者が退職済で業務引き継ぎがなかった

『事情』について聞かされることになりました。

それは。

前任者が使い込みをし、危険人物に貢ぎ即日解雇になったという事実でした。

そして、独りで留守番中、危険人物がまた現れるかもしれないので、

鍵をかけて業務をするよう念押しされました。

迷わず、退職を選択しました。

ブラック企業三社目

面接時点で面接官が、

「いじめには耐えられるほうですか?」

「チームの中に、いじめてくる人がいても、本当に大丈夫ですか?」

と、重ねて聞いてきた企業でした。

この時点で、危険を察しました。

しかし、過去に、新卒入社の企業をパワハラで退職したことがある私は、

今回は耐えなければと無駄に自分を奮い立たせ、入社しました。

結果、酷い目に遭いました。

2年耐えましたが、生命の危機を感じるレベルに達し、退職しました。

まとめ

離婚活動中や離婚後の就職活動は、

ただでさえ精神的に不安定な状態での活動で、不安で焦ることもあります。

お子さんがいらっしゃる場合、なおさらです。

ですが、企業に対して少しでも違和感を感じた場合は、

不安は心に留めずに、ハローワークのキャリアコンサルタントの方とも充分に話し合い、

自分が感じ取った空気感を信じ、焦って就職を決めずに、

家族や周囲の友人、福祉行政の窓口の方に相談することも必要です。

相談員
相談員

良い就職先が見つかることを祈っています。

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